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2017/11/13/(月) 映画「めおん」を知っていますか?

男木島、女木島にゆかりのある映画作品といえば、すぐに思い浮かぶのが、木下惠介監督の「喜びも悲しみも幾年月」。日本各地を転々としながら厳しい駐在生活を送る灯台守夫婦の人生を描いた長編ドラマ。今から50年も前の、かなり古い映画です。

一方、最近の映画で島民の心に残っているのは、題名もズバリそのまま「めおん」。

さぬき映画祭2009の招待作品として、野村精司氏の総合プロデュースで制作された映画です。

この映画のテーマは、高松と女木島・男木島をつなぐ唯一のフェリー「めおん」、そのものです。

瀬戸内海の美しい風景をバックに、島で暮らす女と男の3つの物語を描いたオムニバス形式の作品。

キャストは、菊川玲さん、高松出身の木内晶子さん、山田純太さん、舞踏家の麿赤児さんなど豪華な顔ぶれ。

2009年8月~9月の約1か月間にわたって、高松・女木島・男木島各地でロケが行われました。

延べ100名を超える市民がエキストラとして参加したこともあり、公開前から大きな関心を集めていましたが、11月の映画祭開催と同時に、県内の映画館で上映されるや否や、大ヒットしました。その後、各地の東映系劇場でも順次公開されました。

残念ながら、DVD化されていませんが、女木島にお越しいただければ、女木港の「おにの館」でオムニバスの一部を見ることができます。
また、公式ホームページでは、予告映像を見ることができます。

いつの日か、どこかで再び上映されることを祈りつつ。